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M子店長です^ – ^
宮古島も朝夕、涼しくなりました。
さて、今回は島の自然の話題を。

目下、美しい宮古ブルーで知られる観光地の宮古島ですが、秋から冬にかけては、渡り鳥など様々な野鳥が観察される有数の島としても知られています。池間島の池間湿原や宮古本島の大野山林で観察する事ができます。

毎年、10月中旬からは、タカの仲間「サシバ」や「アカハラダカ」が越冬のため飛来し秋の風物詩になっています。

伊良部島は国内有数のサシバの飛来地で、市鳥に指定されています。宮古空港の形は、サシバが羽を開いた姿をイメージしているそうですよ。

1972年、沖縄が本土に復帰した年にサシバは保護鳥となり、捕獲が禁止されました。
1960年頃までは、捕まえてペットにして遊ぶ光景や、秋の短い期間に自然が与えてくれた恵みとして料理して食べることもあったと聞いたことがあります。

現在では保護鳥として宮古島市が、「サシバ」を守る取り組みを積極的に行っています。
飛来する時期のパトロールと、飛来数の記録や保護を目的とした多くの活動がなされています。

10年、20年後、次世代でも「サシバ」を見ることができるように、島に住む私たちが飛来できる自然環境づくりに努めていきたいですね。

今秋のサシバ飛来数は、宮古野鳥の会などの調査結果によりますと、およそ8600羽で昨年の1万1900羽より300羽あまり下回りました。飛来数の減少について、9月に宮古島に上陸した超大型台風21号の影響が挙げられるそうです。

来年は、たくさんの飛来を期待したいですね!

写真は、お店で販売中の手書きイラストのポストカード。デイゴの木の上にサシバが舞っています♪渦巻きは、台風ですかね!M子店長、数ある中から一番好きなイラストです。

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